フェルミリシア総括
凝りもせずフェルミリシア総括。その名も「反省編」です!
更新のモチベーションが高いうちに書ききってしまおうという魂胆がミエミエですねー
まあ、具体的に何を反省するかという話でございますが、製作者である自分から見て不満に思ったことですね。
この書き残しが次回作へのヒントになるかもしれませんからね。
それではまず第1の不満点!
「マップデザインがアカン」
‥‥ええ、フェルミリシア唯一の良点と言っても過言ではないマップデザインを自分から否定しにかかりますとも。
何がいけないって、まずプレイが疲れるのが良くないですよね。
聖戦の系譜もそうでしたが、広いMAPというのは攻略に神経を使いますし、クリアしたらドッと疲れが来ます。
もちろんそれが快感だという人もいるでしょうが、そうでない人のほうが多いはずです。
これは加賀氏のヴェスタリアサーガに通じるものがあります。
あれもMAPが広く、ギミックを解きながらクリアを目指すというゲーム性でした。
ただまあ、疲れる。ただただ疲れる。意味もなく疲れる。
やってて吐き気を催す人がいるのも分かる。フェルミリシアの5章なんて作るだけでも疲労感が半端じゃなかった。
もちろん脳死プレイで簡単にクリアできるゲームがつまらないというのも、よく分かります。
でも、プレイヤーを楽しませるゲームのはずなのに、疲れさせてしまって本末転倒では?と思うこともあるのです。
なので、フェルミリシアのマップは個人的には上手くいったとは思えない部分も多々あります。
不満なのは3章と5章‥‥もうちょっと何とかならなかったのかなあ。フツーにかったるいぞ、アレ。
そういう所を含めてのライトユーザーお断り(便利なフレーズ(笑))なのですが、製作者としてもモヤモヤが募ります。うーん、どうすれば‥‥
あとはまあ、一部のシステムが全く活かされてない、とかかね。
「売却」とか「悪事」とか、短編でやってもあまり活かされないシステムばかり。むしろ実験段階のまま放り出されてしまった感が否めない。
これらのシステムは形を変えて次回以降にも登場させようと思っています。
他はさんざん言われていた誤字。
特にエンディングでひどい誤字をしていたらしい。本当に申し訳ありませんでした‥‥
まあ誤字はともかく、致命的なバグがほとんど無かったのが救いだったかな。
どうしても進行不能なバグが出てきてしまうもんですが、念入りにデバッグしたからかそういう事例はなかったと思います。
一部のキャラクターが消失したり、イベントが発生しなかったり、BGMが変だったりというバグはあったようですが‥‥ま。いいでしょ!
つーか、そこまで念入りにデバッグしたなら誤字も直せよ、という意見。とてもよく分かるのですが、
いざ見つけても「修正するのがめんどくさい!!」のです。ゲームを作っている人ならこの気持ちが分かるはずだ!!(そうだろうか?)
難易度も、本当はもっと優しい難易度が好きなのです。
なんだかんだ言って、私もFEで一番サクサク楽しめたのは烈火の剣でした。
ま、もちろんシナリオの濃密さとかカタルシスでは流石に加賀作品のほうが上ですが。
それでも烈火の剣は間違いなくプレイしていて楽しかったんですよね。そういう作品って、やっぱりいいなと改めて思いました。
プレイしていて疲れない、そんなゲームっていいよな。できればそういうゲームにしたいよな。
あとは、ちょっとチープな感じの世界観がいいな。堅苦しいのも良いですが、割とくだらないくらいが理想だ。
キャラクターも、もっとくだらない感じのほうがいいな。MAPも、もっとくだらなくてもいいかもな。
決めた。次のゲームは、くだらないSRPGだ!!